2009年12月30日

ニコニコ動画、次ぎなるCGMプラットホーム

文句ばかり言うのも、なんなので。

私だったらですが、
ニコニコ動画が、次に手掛けるべきサービスは著作権使用料代理徴収にしますね。

まずは、前置き。
フェアユースとか言う話題も世の中には上がってますが、今の資本主義社会はお金が基準なんです。
価値とは金額なのです。

「ニコニコ動画にある動画はどれくらいの価値か?」と言う話の回答はどの様なものを期待します?
私は「これだけのものを作る依頼をしたら**円くらい」「お金払って見るなら**円くらい」と言う回答を期待します。
他人と価値の話をするとして、共通の尺度として、金額以外のものが上がる人はどれ程いますか?

企業が提供するサービスが無料だとしても、本来なら利用料が**円かかるものを無料で提供ということです。
**円の価値があると。
無料と言っても収入がない訳ではなく、利用者以外から徴収してる、宣伝費としの価値があるという、連動する他の商品と合わせて価値がある、となってるなど、何かしらの金額は発生してるのです。

著作権の話に戻す。
コンピュータ関連技術発達により、デジタル化されたコンテンツが多くなり、複製しても劣化しなくなった。
保存メディアも安価になり、コストもたいしてかからない。
コンテンツを持ち歩く端末も安価でコンパクトだ。
ネットの発展によって、大量データのやりとりも容易になった。
また、ソフトウエアによって、ユーザがコンテンツを加工するのも容易になった。

この中で、著作権の複製に関する法が、現状に合わなくなって来ている。
複製したいという需要があれば、供給すべきが、今の経済のあり方なのです。
勿論、適切な対価を払ってもらってですが。

でも、今までの仕組みと法律によってそれができない。

どこがネックになってるか。
コンテンツは
著作権者→企業→顧客
の様に提供される前提になってます。
お金もこの逆の流れで流れること前提で、法律も著作権団体、企業も成り立っていたのです。

それが崩壊しつつあります。

でも、すぐに作り直せるかというと、無理なんです。
作り直せるとしたら、次の世代です。
仕組みが機能していた事を知ってる世代ではダメ。全く知らない世代が、何でこんな使いづらい仕組みなんだって思う様な人が仕組みを作る立場になってやっと、作り変えられると思ってる。
それだけ、著作権や経済の根本に入り込んだ問題なのです。


では、作り変えらる前は、どうするのよ。
既存の著作権関係と経済の枠組みに限定的に無理矢理乗っけるのです。

さて、本題に入りましょう。
「権利者の承諾を得ずに動画の素材として組みこむ」からMADとかは問題があるのです。
しかし「承諾なしでも正当に動画の素材として組みこむ」なんて仕組みは前述の様に時間がかかります。
じゃあ目指す所は「承諾を得られる様にする」仕組みです。

そこで出てくるのが、著作使用料代理徴収です。
ニコニコ動画にアップされるコンテンツ限定で、ニワンゴが代理徴収し著作権者に配分するのです。

JASRACも個人の非営利向けに著作権使用料の支払い窓口ありますが、受け付けてるのは、演奏・歌唱したものを公開するか歌詞を表示することのみです。
CDに収録されたものを使用するとか、編集する等と言ったことに対する受付窓口はない。商品として販売する場合の窓口はあるようだが。
これはやはりコンテンツを配るのは企業という前提に成り立ってる為だと思われる。
個人が非営利でコンテンツを配信して、著作権料が問題になるくらい視聴がある状況というのが想定されていない。

ニコニコ動画が、投稿者から自己申告で著作権使用料を収集するシステムを搭載する。
自己申請?と思われる方もいると思いますが、もともと支払われてないところから回収するので、申請漏れの取りこぼしがあっても良いでしょう。
システムで100%を回収するよう作り上げるコストもばかにならない。
それよりも投稿者に著作権使用料が徴収されるもではなく、こちらから支払うものという習慣を馴染ませる方が大事でしょう。
漏れは、後は今までの違反動画の申告の流れに乗せれば。
ユーザコンテンツは、運営が管理者権限で制裁加えたりルールを強制したりするのではなく、コミュニティとかで自然とルールが決まり、ユーザによるソーシャルなチェック体制にもっていくの良いでしょう。

支払金額については、ユーザ視点での検討が必要でしょう。
これを権利者視点で金額決めちゃうと支払いが集まらなくなります。
ワンコインが基本です。MAD動画作るのすべての著作権者に支払いして500円なら、かなり払う人はいそう。1著作権なら100円とか。

ちゃんと軌道に乗るなら、色々発展はありますね。
視聴者側のポイントを投稿者に渡して、投稿者から支払う方法とか。
ドワンゴという会社は著作権使用料をニコニコ動画が以外にもたくさん払ってる会社ですし。


ユーザが作成したコンテンツを楽しむという需要は格段に増えてきています。
その中に、2次創作というものに対して、需要も確実に増えてます。
作りたいという供給も増えてます。
技術にしろ、芸術にしろ、最初の一歩は複製、マネ、改変、改造から入るものです。
そこで習得した能力の先に、オリジナリティのある良作があるのです。

そういうものをはぐくみ、さらに楽しめる場所は欲しいですね。
posted by てんじゃ at 17:49 | Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。