2011年11月29日

エンターテインメントとしての研究

ニコニコ研究会設立が設立され、第1回ニコニコ学会βシンポジウムが開催されるそうです。
面白そうなコンセプトですが、このシンポジウムの5thセッションは酷過ぎる。

この発表仕様で5thセッションをやる意味あるのかな?コンセプトにかすりもしない仕様なんだけど。
この仕様なら発表用の動画作ってニコニコ動画で公開したほうがかなり良いとおもいますが。
エントリーフィー取るんだよね?

設立して最初なんだから、提言とそれにまつわる講演やって、次回からこういう方向で一般参加募って進めていきますって発表で終わりでよかったじゃん。


では、本題。

上記の学会で登場する人物は、学会運営、ニコニコ動画運営、研究者、視聴者だと思います。
ニコニコ動画運営、研究者、視聴者がそれぞれWin-Winの関係にすることが出来なければ、コンセプトがどれだけ立派でも数年後には消滅するでしょうね。

ニコニコ動画運営のWinははっきりしています。
コンテンツへのアクセス数が増えること。そしてそのアクセスの一部が収益が上がるコンテンツへ誘導されること。

研究者のWin、これは相当難しいです。
それを設定することが出来れば、ニコニコ学会はうまくいくと思います。
研究者じゃないと実感わかないと思うけど。

視聴者のWinは、見て面白いかどうかでしょう。
今回はこの辺の考えを書こうと思います。


研究というコンテンツに対しての視聴需要は存在すると思います。
テレビでも、宇宙、生命、考古学といった研究の特集番組はある程度作成されてます。
確かにニッチな市場かもしれませんが、前回のエントリでヘッドとかテールの話をしたように、ニッチなコンテンツを生産することに対するマイナス点はかなりなくなってきています。
エンターテイメントなコンテンツとしての研究というのは、”あり”だと思います。

じゃあ、研究発表をそのままコンテンツにすればいいかというと、それはNOです。
その専門の研究者しか、研究発表を面白いとは思えないでしょう。

一般の人の殆どが面白いと思えるコンテンツを作るのは大変です。
でも、ニコニコ動画の視聴者が面白いと思うコンテンツを目指すなら敷居が下がります。

ニコニコ動画は、テンポとツッコミどころがポイントです。
基本構成は、起承転結または起承転転結です。
動画開始15秒から20秒くらいに最初のツッコミどころがあるのがベスト。
開始直後は避けたほうがいいですね。再生ボタン押した直後は操作中だったりで見逃しますし、再視聴時のコメントが集中したりとあまりよろしくない。
その後、20秒から40秒間隔くらいにツッコミどころがあると良いです。
ツッコミどころは、「ほー」とか「すごい」とかでもよく、単純に画面内に出てくる小物にネタを仕込んでおくのも良いです。
20秒以内に複数のネタを入れるのは、ツッコミが間に合わなくなるので使いどころが難しく上級者向けです。

あとは、テンプレート似合わせる。いわゆるお約束展開というやつです。
テンプレートに合わせたってことに対するツッコミどころが発生します。
ニコニコ技術部の動画には、こういったテンプレートパターンが幾つか存在しますよね。

で、テンプレート通りに進んでいると思わせといて、視聴者が次の展開を想像したところで、予想外の展開をしてあげると盛り上がります。
まあ、1動画につき1箇所くらいですね。

動画の再生時間が8分を超えらあたりから、視聴の際の敷居が急に高くなってきます。
動画の長さが長くなりそうなら複数の動画に割るのも手かと。

私の感覚ではこんな感じです。


私のデータ分析の話はほとんどブログで文章にしかしておらず、動画にはしてないんですけど、動画にして面白く見せるのは難しいですね。
まだ、ブログのほうが面白く見せることができるんじゃないかと思ったから、動画にはしてないのです。


「趣味」で、データ分析とか研究をしてるのですから、ただ発表するのではなく、視聴者が「面白い」と思う形で発表したいですね。
posted by てんじゃ at 19:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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